もちむぎ麺ができるまで
製麺工程
播州福崎産のもちむぎは、数あるもち麦の中でも、最高品質のひとつとされています。
古来からの石臼製法に基づいて製粉されたもち麦を使用し、伝統的な製法を受け継ぎながら編み出された独自の製麺法を見学いただけます。
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1こね作業6:00〜(20分)
動力ミキサーでもちむぎ粉・小麦粉・食塩・水をこねあわせ、生地を作ります。 温度と湿度によって水と時間を調整します。
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2のし作業(圧延)6:30〜(10分)
こねあがった生地をローリングし、麺肌を整えながら熟成します。
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3板切工程・油返し6:40〜(60分)
圧延機から出る帯状の麺をロールに通して丸くし、2本重ねて圧延を6回繰り返し、最後に油を塗布し(油返し作業)しながら、桶に巻き込んでいき、熟成します。
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4細目作業・小均作業7:50〜(60分)
桶から丸ロール(15m/m)を通し、巻き取って熟成させます。
再び桶から丸ロール(10m/m)を通し澱粉をまぶしながら桶に巻き取り、熟成させます。
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5掛巻き作業8:30〜(60分)
桶に巻き取った麺を延ばしながら、麺棒2本に8の字を書くように巻き付け(ちどり掛け)室に入れて熟成させます。
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6小引き作業10:30〜(60分)
2本の麺棒を上下に引き延ばし、2ツ折りにして、室の掛け段の折れて熟成させる。
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7門干・箸分け作業12:30〜(60分)
さおに掛けて約1.2mまで引き延ばし、麺と麺が付かないように箸でさばいていきます。
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8乾燥13:30〜(60分)
天井の大型ファンでゆっくり乾燥させていきます。
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9切断作業
麺の端を切り落とし(足切り)、長さを揃えて既定のサイズに切断します。
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10完成
【乾麺】 乾燥作業後、小割、結束計量、袋または箱詰め。
【半生麺】 乾燥作業中に自然もどし計量、袋詰め、常温保存。