もち麦は大麦の一種です。穀類の中でも高タンパク、高ミネラルで、β-グルカンという食物繊維を多く含み、多くの人々から注目を集めています。
また、粘性があるのが特徴で、普通の麦より「もちもち」した食感が楽しめます。
日本では中国地方・四国地方・瀬戸内海に面した諸県と九州北部の諸県に僅かに栽培され、自家用として食されていました。
福崎町では、古くからもち麦を栽培し、団子として、食べていたという歴史があります。
栽培は昭和30年頃には食生活の変化により一度途絶えていましたが、昭和61年から鍛冶屋地区で試験栽培を行い、その後、生産組合を中心に普及しています。
βグルカン(ベータグルカン)とは、グルコース(ブドウ糖)がβ結合により多数連結した多糖類の総称で、コレステロール低下させる働きがあり、大腸ガンの予防効果があるとされ、健康維持に役立つといわれています。
β-グルカンを含有している健康食品には、大きく分けてキノコ類、酵母類、海草類、穀類などがあります。大麦に属するもち麦は、穀類にあたります。
大麦βグルカン(ベータグルカン)は、大麦の種子を構成する成分のひとつで、大麦自身が厳しい環境下で生存し成長するための重要な役割を果たしているといわれています。大麦βグルカンは、大麦の成長過程で消失する成分のため、葉や茎にはほとんど含まれず、種子だけに存在しています。
播州福崎産のもち麦は、数あるもち麦の中でも最高品質のひとつとされています。
特にもちむぎ麺は古来の石臼製法に基づいて製粉されたものを使用。
粉の練り、熟成、伸ばし、乾燥まで、伝統的な製法を受け継ぎながら、独自の製法を編み出しました。
そのため、もち麦本来の味と性質を損なわず、香ばしさとのど越しのよい麺を実現することが出来たのです。
もちむぎ麺が農林水産省 食品流通局長表彰受賞!!
受賞理由:麺にならないと考えられていた「もち麦」を利用して作られた麺。もち麦独特の香ばしさをもち、コクがあってコシが強く、長時間煮ても煮くずれをおこさない。生産から商品化まで全て地元で行い、生産されるもち麦は転作作物である。
「もち麦生産組合」には、もち麦料理やもち麦商品の研究をすすめる女性グループがあり、さまざまな商品を開発しています。
もちむぎ麺をはじめ、お茶、おかきなどは、地元で手作りしています。
また、メーカーと協同でカステラ、焼酎なども製造しています。
健康によく、美味しい食品を目指して、さらに研究開発を続けています。